支援基金Ⅱの対象疾患は、骨髄系腫瘍のPV(真性多血症)、ET(本態性血小板血症)です。PVとETの方々で助成条件に合う方々に医療費の支援を行います。助成の詳細条件、申請の仕方などは以下の申請窓口にお進みください。
治療を続ける日々、手続きや領収書類などで煩雑なことと拝察します。その上ここで助成を受けるためにさらにお手数をお掛けしますが、ひと手間いただいて給付をお受けください。延々と医療費支払いが続く中、ご寄付者からの温かい支援が皆さまのお手元に届きますように。
本当にありがとうございます。お陰様でつばさ支援基金Ⅱを開始できました。アドバイザリーボードの皆様、助成事業者・EPSと共に運営を続けていきます。
- 金融機関名
- みずほ銀行
- 支店名
- 早稲田支店
- 口座種別
- 普通
- 口座番号
- 2367076
- 口座名義
- トクヒ)ケツエキジョウホウヒロバ ツバサ
kikin@tsubasa-npo.org
![]() つばさ支援基金Ⅱ イメージポスター ![]() |
PVは新たな治療薬も登場しており、患者さんの治療選択肢も増えましたが、ETはさらに新たな治療薬が待ち望まれている状況の中、疾患進行をくいとめるため薬剤費を自費負担で支払い、治療している患者さんも少なくないと聞いております。
近年の経済状況の悪化、薬剤費の高騰などにより患者さんの医療費負担は増えるばかりです。そのような背景の中、つばさの友誼団体である骨髄増殖性腫瘍患者・家族会(MPN-JAPAN)より、「PV・ETに対して効果的な治療法が開発されていても、医療費負担の増大が原因で治療を開始・継続できない患者さんが存在する」というお話がありました。かつて運営していた第一次支援金で長期闘病における経済状況の様子を理解できることもあり、そのような患者さんに対する経済的な援助ができないだろうかと検討した次第です。
血液がん治療用の薬はすべて「一人でも多くの患者さんが治るように」と医・創薬の不断の尽力で開発されたものです。2025年3月現在、第一次期のつばさ支援基金実施時よりもさらに経済状況が悪化していることは衆知の通りです。MPN-JAPANの友人から、治療選択肢が限られているためその治療薬を自費で賄っている人もある、と聞きました。
いま「お金さえあればこのすばらしい治療を受け続けられるのに」という患者さんを支えたいというつばさ支援基金発足時の理念にしたがって支援基金Ⅱは開始します。
これからもより多くの方々のご理解とご協力を心からお願いいたします。
NPO法人血液情報広場・つばさ 理事長 橋本明子
NPO法人血液情報広場・つばさ
理事長 橋本明子
本基金運用開始よりおよそ半年毎に当該患者さんへの給付状況報告を対応業者であるイーピーエス株式会社 リアルワールドエビデンス事業本部 臨床研究センターデータサイエンス部より受け、給付を希望・申請した患者さんに支援が届けられている状況を確認します。また事業運用母体であるNPO法人つばさより広報活動・友誼団体やマスメディアの広報協力について報告を受け、つばさ支援基金Ⅱの存在がすべての当該患者さんに届いているかを確認します。
以上の活動報告と確認に基づき、本基金の社会的意義を講評し、運用と事業の発展にさらに工夫すべきことがないかをアドバイザーそれぞれの立場の知見を持って進言します。
- 菊池 馨実先生
- 早稲田大学法学部 教授
- 桐戸 敬太先生
- 山梨大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科 教授
- 黒田 ちはるさん
- 一般社団法人患者家計サポート協会 代表理事
1) 支援基金Ⅱ運営者
特定非営利活動法人 血液情報広場・つばさ
理事長 橋本 明子
〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町533 早稲田大学前郵便局々留
TEL:03‐3207‐8503
2) 助成対応事業者
イーピーエス株式会社
リアルワールドエビデンス事業本部
臨床研究センター データサイエンス部
お問い合わせ先:mail(つばさ支援基金Ⅱ事務局): prj-tsubasa2-ofc@eps.co.jp